Apple Watchを気に入って使っています。
何本か腕時計を持っていますけど、もうすっかりこの1本だけに。
今使っているのは、一昨年発売されたSeries3のNIKEモデルです。
昨年発売された新しいSeries4が欲しい所ですが、なかなかお高いので手を出せずにいます。
さて、久々にレザークラフトをするのに、何を作ろうか悩んだのです。
財布とか新しく形を考えるのに時間が掛けてしまうと、またレザークラフトを始める前にやる気が失せてしまう事になりかねない。
んで、形に悩む事のないよう、このAppleWatchの腕時計ベルトを作る事にしましたよ。
以前、購入した↓この本に載っていた時計ベルトの作り方を実践してみたいなと思う事、早6年経過していまして(笑
普段使っているタンニン鞣しの革であれば、フノリやコバ磨き材を使う事はあっても、基本、糊を含む水分で何度か磨けばそれなりに仕上がるんです。
15年前の古いブログから引っ張り出して来た記事ですが、↓こんな感じ。
クロム鞣しの革は、タンニン鞣しの革に比べて柔軟性があり耐水性もあるんですが、ふにゃふにゃしていてコバ磨きができません。
よって、水性樹脂製のコバの着色仕上げ材を使います。
青いトカゲ革が在庫であったのでそれを使い、合わせて青いコバ仕上げ材と縫い糸を使います。
肌に触れる側の方にはベージュ色のクロム革。
Apple Watchの本体とベルトの連結はこの金具で。
この連結金具、使用しているとネジが徐々に緩むようです。
寝ている最中にも外れてしまい、焦る焦る・・・
幸い、部品が無くなるような事はありませんでしたが、この金具の使用には、ネジゆるみ防止材の利用が必須かもしれません。
留め具は、腕時計ベルト04でも使った時計屋ネットさんで購入したDバックルを使用しています。
あまりに久々のレザークラフトで、目も手も道具も錆びつきまくりでしたが、色々と苦労しながらなんとか完成までかこつけましたよ。
色々初めてな点がありましたけど、なかなか良い出来♪
今までのシリコン製ベルトよりはスーツで使っても違和感なさそうかなと。
よく見ると、形が多少歪んでいたり、コバの仕上げ材の塗りや磨きにムラがあったりと、完璧というのは程遠い出来ではありますけれど。
今まで、タンニン鞣し革のコバ磨き仕上げしかした事なくって、多少、樹脂製の仕上げってレザークラフトとは違うんじゃないかと勝手に思い込んでいましたけど、これはこれでいい感じです。
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